帰ってきた!北信州のりもの倶楽部(田舎暮らしでガレージライフ、何とかなるもんだ)

Iターンの田舎暮らし中年がいろいろやって失敗するブログやってみた

斧で薪を割るということ

暖房術は節約か?

変なバイクや変な車をたくさん飼うということは、それなりにお金がかかります
前の記事で触れた税金や保険はもちろん「普通の車なら壊れない」ようなところが、
耐久性の問題なのか設計が甘いのか」壊れてきます
ポイントは「壊滅的に壊れる前に手を打つ」しかないでしょう

そのためには、

  • いろんな情報収集
  • 削れるところは削って節約
  • 副業やって副収入

の三点でワタクシは対応しています


今回は、上記二番目の施策「冬の暖房費用を極力抑えるためのストーブ用薪作成」です

 

ここ信州は冬がものすごく寒い


寒いっていうか「痛い」
移住してきた初年度はもう寒くて寒くて仕方がなかった
そんな中で大みそかまで家を作っていたので、室内の壁を塗る作業中、手はかじかむわ漆喰は凍ってくるわで作業効率が悪かった
ファンヒータ三台体制で臨むも全然あったかくならず、凍えながらフル装備での極寒作業を数カ月続けたのだった
※今はすべていい思い出です

そこで暖房費用を抑えて、あったかくなれるといういいことづくめ的な前々からやってみたかった「薪ストーブの導入」に踏み切ったのであった

が、
建築作業が落ち着いてくると「薪が足りん」ということになってくる
※当時は建材の半端を燃やしていたりしたので特に薪には困らなかった


最初は、いろんな畑に放置してある切りっぱなしのリンゴやほかの果樹の枝などに「自宅の連絡先を書いたプラカード」を下げて回って、
連絡があったら取りに行かせてもらい、お礼にお酒を置いてきたりしました
それでも不足分は

  • 薪を買ったり、
  • 造園業の廃材を入手したり、
  • 河川敷の伐採作業で出た木材を回収させてもらったり

といろいろ工夫・対応、などPDCAサイクルを回してきたのですが
ここ最近は「マジ木こりの友人」から分けてもらえたので、薪集めの苦労からは解放されたと思っていたが、
木こりの彼が、やんごとなき理由で木こりを廃業しそうで薪確保に暗雲がかかり始めた今日この頃であった


そんな常時「薪欠乏症」状態なので、たまたま「ラフランスの木を切るので持ってってヨシ」というお話をいただき、飛びついたわけですよ、ええ
とりあえず軽トラ一台分いただいてまいりました

通常は、

  • 3tくらいの薪(丸太の長い奴のまま)をためて、
  • チェーンソーで適当な長さに切り、
  • 巻き割り機(油圧の強力なやつ)で叩き割る

という工程を経るのですが、この度はすでに適当に切ってもらっている&軽トラ一台分しかないので、手で割ろうということになりました


薪、割ったことある?意外にいない薪割経験者

斧で薪を割る・・ユーコン川流域の皆さんはおそらく日々割っているであろう薪ですが、
ここ最近の日本ではそんなものは「映画とかテレビの中の話」といっていいくらい現実味がない「薪割作業」となっており、
誰も教えてはくれませんし、何より経験者がいないので話を聞くことすら難しい状況となっています
※大体「斧が自宅にあるという状況」はドラクエの武器屋並みの光景です

 

かくいう当家でも、斧で叩き割るのは怖いので最初は「丸太にくさびを打ち込んでミリミリ割っていく」という「効率よりも安全性」を重視した危険度のかなり低い安全策で割っておりました
だんだん「そんなことやってられるか」という時間的無駄、非効率的、やり切った感の少ないことに気が付くと、斧でいきなり叩き割るというリスクの高い方法にシフトしていきました
お金が大量にあれば「薪割り機という魔法のような道具」を買うなり借りるなりすることができます
ただし、買うには大量のお金が必要かつ置き場の確保(ま、場所はたくさんあるんですが)、借りるには往復の時間とか考慮しなければならず、時間が一番大事というワタクシたちにとっては中期的な計画を立てなばなりません
薪がたまるまで放置しておくと腐るんですよ、虫もわくし

 

斧で薪を割るコツは

  • 薪を安定させる
  • 目を読む
  • あんまり力で粉砕しない
  • 右手だけに頼らない
  • 割りやすい木を選ぶ
  • 硬い薪(うちのPCのIME、片井真紀と変換して思わず( ̄ー ̄)ニヤリ)はあきらめて薪割り機に任せる
  • 無理するとケガをするのでたいがいにしておく

です

普段やりなれない作業なので、とにかく「身体のあちこちがすげえ痛くなる」特に上腕二頭筋方面が

 

3時間で軽トラ一杯分を叩き割り、薪ラックに保管完了
昔はこの寮で一日かかっていたけど慣れたもんです
ちなみに、オフロードバイクで林道を80km走ってきた後にオフロードウェアでそのまま作業するくらいの余裕です
※林道話もたくさんあるので、ちょっとづつ書いていきます

 

田舎暮らし、都会にあるもの(と金)はあんまりないけど、通勤の苦しみも、出かけるときの渋滞もないし、何をやってもすがすがしい感覚、これって捨てがたい
あとはなんとか収入を安定させれば完璧、田舎に引っ込もう、田舎でネットビジネスで不労取得を得ながら自由に暮らしたい、という人たちに情報提供できればいいかな、と思っております

乱文、散文ですが
まずは文章を書く練習と思っておるので読みづらい場合も多々ありますが、
ほとんど閲覧されないので好き勝手に書いて文章力を上げてやろうともくろんでおります

厳しいご意見、お待ちしております